2012年から2015年にかけて、ジム・キャリーは撮影セットで出会ったメイクアップ・アーティストのキャスリオナ・ホワイトと交際していた。


2016年、若い女性は過剰に服用した睡眠薬で自殺した。

その後、被害者の母親と夫はジム・キャリーを訴え、娘の死について責任があると非難した。薬物依存の原因を作ったのは彼で、最終的に娘を死に至らしめた製品を紹介し供給したのだと主張した。

また、2人の関係時にコンドームなしのセックスをして、彼女に3つの性感染症(A型肝炎、ヘルペス、クラミジア)を感染させたとも告発した。これは俳優が不誠実だった証拠だと言うのだ。

ジム・キャリーは直ちにこれらの告発を否定し、次のように語った:

「残念だ...相手の弁護士と会って、金銭的な示談を結ぶことでこれらの告発を消し去るのは簡単だっただろう。しかし、人生には勇気を持って自分の名誉を守らなければならない時がある。この世の腐敗に対してだ。

私と愛した女性の名誉を汚そうとするこの卑劣な恐喝の試みは絶対に許さない。キャスリオナの依存症の問題は、私が彼女に出会う前から存在した。彼女の悲劇的な最期は誰にもコントロールできなかった。本当に彼女の死から利益を得ようとするのを止めて、安らかに眠らせてほしい。」
裁判に向けた手続きの中で、ジム・キャリーの弁護士は相手方に、依頼人が被害者に性感染症を移した証拠を提示するよう強要し、信頼性を攻撃する方針を選んだ。

相手方はそこで、キャリーと出会う前の2011年発行の健康診断書を提示した。そこにはキャスリオナが性病に感染していないと書かれていた。

ところが鑑定の結果、診断書は偽造であることが判明した...

全ての信頼性を失った被害者家族は、訴訟を取り下げることを決めた。もはや勝つ望みはなかったからだ。

このようにジム・キャリーにとって訴訟は終結した。