「山にある、木の本数を調べよ」
あなたにこのようなミッションが降り掛かったらあなたはどのように本数を調べますか?
この難題を信長に命ぜられた秀吉。
秀吉はどうクリアしたか?……有名な逸話ゆえ、ご存じの方も多いでしょう。
秀吉のとった方法は、まず木の一本一本に縄を縛り付けていくというものでした。すべての木を縛り終えると、次いで彼は残った縄の本数を数えました。縄の総数はわかってますから、使った縄の数は引き算で求められます。使った縄の本数が、まさに木の本数……
天下を取る人の問題解決力ですね!
伝えられるところによれば、実際に信長が秀吉にこんな命令を出したのか、逸話として後に創作されたものなのかは定かではありませんが、そのエピソード自体が非常に興味深いものです。